 入り口はきっちり雪囲いされていました。  ロビーの様子。奥に帳場があります。  部屋の違い棚  お風呂場への通路。幸の湯と書かれています。  これが幸の湯だ！  夕飯です。大晦日と言うことでお銚子一本サービスでした。ちなみに朝は、元旦ウーロン茶一本サービスでした。  朝飯で〜す。とにかくご飯が多いのが嬉しい。  別館の大浴場。組合３号泉使用。 |
肘折温泉街のど真ん中にある温泉旅館です。大晦日だというのに、快く一人泊を受け入れてくれましたし、特別料金でもありませんでした。 ・施設 鉄筋造の立派な新館と、ややくたびれた別館で構成されているとても大きな宿です。 今回は、新館の湯治旅籠コースで宿泊です（８，５００円）。従業員の方は、みなさん気さくで親切で、心配りが行き届いていたと思います。 ・施設 新館の内部は、ピカピカで、清潔で明るくて、なにひとつ文句のつけようのない近代旅館です。 一方別館は湯治用の施設で、古びていますが宿泊料金は格段に安いです。 専用のＰあり（肘折温泉郷は道が狭く、駐車場も非常に狭苦しい宿が多い中で、この宿の専用Ｐは広くて停めやすくてＧＯＯＤです）。 ※こちらに宿泊すると、３つある共同浴場用のカードキーを貸し出ししてくれます。キーなしでは、共同浴場巡りができないんですよ。 泊まった部屋は、８畳和室の角部屋でした。暖房がとてもよく快適な部屋です。 宿泊した日は、大晦日にもかかわらず、あんまり宿泊客がなく、館内は大変静か。しんしんと降り積もる雪の音が聞こえるだけ。 ＴＶと冷蔵庫あり。トイレ・洗面所は共同。浴衣・丹前・てぬぐい・ひげ剃り・歯ブラシつき。布団はふかふか。 ・食事など 湯治旅籠コースは、料理豪華さはないですが、味は悪くない。でもおかずは少ない。 但し、ご飯はたくさんありましたので、腹一杯になりました。朝飯も同様ですが、まぁ、この値段で２食付きで部屋食ですから文句はありません。 ・お湯 新館には男女別大浴場と貸切家族風呂の「幸の湯」浴室、それと別館には男女別浴室があります。 男女別大浴場は、木質の壁に天然石をあしらった湯船がとても立派。シャンプー、ボデシャンあり。シャワー付き洗い場あり。 源泉名 組合２・３号混合 薄緑透明・ややにごりあり。ピリリとくるような熱めの湯です。（すぐ近くの上区共同浴場のおゆとよく似た浴感です） 特筆すべきは、この宿の独自源泉「幸の湯」です。 このお湯は、この旅館でしか味わえないモノで、このお湯に入りたいがために若松屋さんに宿泊したと言ってもいいほどです。 玄関すぐ脇にある、「幸の湯」浴室は２人も入浴したらいっぱいになるほどの小さな浴室。だから混浴貸切風呂なわけです。源泉が、浴室のすぐ近くにあるそうで、お湯の鮮度はとても高い。清冽なる湯を味わえます。 浴室は、御影石の湯船、木造の壁、清潔で立派。なんの不満もなし。素晴らしい！ 源泉名 幸の湯源泉 ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉。源泉温度 ４３℃。 無色透明。炭酸味。鉄臭あり。湯の華なし。つるつる感なし。あわつきなし。 素晴らしく柔らかく、湯上がりさっぱりの優しいお湯でした。三春屋さんの、三春屋源泉と比べても、こちらのお湯の優しい浴感は際だつ素晴らしさでした。 ・感想 お湯は素晴らしいし、館内もキレイだし、接遇もいいし、カードキーも借りられるし、Ｐも広いし。全く不満なしのお宿でした。帰り際「５〜６月ころに是非いらして下さい。地元で採った山菜料理が自慢なんです」と言われました。 （Ｈ１７．１２．３１宿泊） |
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